先日年間ドラマ視聴率トップテンが発表され、NHKの大河ドラマ龍馬伝が1位に輝きました。
この龍馬伝の影響で今年は坂本龍馬ブームでゆかりの地は大変な賑わいになりましたね。
来年平成23年の大河ドラマ江~姫たちの戦国~にも期待したいです。
さて、年末年始には必ず時代劇スペシャルが何本か放送されますね。
本日放送される「忠臣蔵」は田村正和主演で、敵役の吉良上野介は西田敏行が演じます。
今まで数々の「忠臣蔵」を見てきて、何かしっくり来ない感じがしますが、どうでしょう。
田村正和と言えば「古畑任三郎」の印象が強いですが、以前は「眠狂四郎」が当たり役でした。
どんな大石内蔵助を演じるのか、そのあたりを興味深く観てみたいと思っています。
年が明けて1月2日にはテレビ東京お得意の新春ワイド時代劇があり、毎年何時間もテレビにしがみ付いています。
今年は「戦国疾風伝 二人の軍師~秀吉に天下を獲らせた男たち」です。
戦国時代の大名が主人公の時代劇はたくさんありますが、家来を主人公にした作品は少ないですね。
最近ではNHK大河ドラマの直江兼続が有名になりましたが、あまり知られていなかったようでした。
知る人ぞ知る人物で、今回の主人公は竹中半兵衛と黒田官兵衛です。
戦国時代が好きな人には、涙が出るほど嬉しいはずです。
小生も嬉しくて、今から楽しみにしています。
土佐の坂本龍馬と薩摩の西郷隆盛、長州の桂小五郎(木戸孝允)を維新の三傑と呼ばれていましたが、最大の功労者は坂本龍馬ではないでしょうか。
徳川幕府の体制が招いた内憂外患の中から危機を訴え、世界を相手にできる国作りを唱えて諸国を渡り歩きました。
また日本で最初のカンパニーである亀山社中を設立し、長州と薩摩の仲立ちをして薩長同盟の締結に力を注ぎました。
そして大政奉還を実現するため土佐藩参政の後藤象二郎に「船中八策」を示し、それにより藩主の山内容堂の名で大政奉還の建白書が将軍徳川慶喜に差し出された事により大政奉還が実現したわけなんです。
しかしその1ヶ月後に京都の近江屋で刺客に襲われこの世を去りました。
その後の国作りは薩摩の西郷隆盛、大久保利通、長州の木戸孝允らにより進められました。
岩崎弥太郎は同じく土佐藩の浪人で、坂本龍馬の海援隊の活動を資金面で支えていました。
物語の中での2人の関わりや、その時代に志士と呼ばれていた者たちの生き様も併せて観察すると、違った坂本龍馬像に気付くかもしれませんね。